ガジュマル栽培キット・剪定編

ここでは、長くなりすぎた枝を剪定(せんてい)する方法についてご案内します。

剪定とは、

このように伸びてきた枝を、

このように切り詰めていく作業です。

剪定をする理由は3つあります。

  • 植物は土の上の体と同じくらいの根の量を必要とします。あまり茎と葉が大きくなると、鉢のなかでは根が足りなくなって、苦しくなってしまいます。
  • ガジュマルは、幹から新しい芽を出す力がとても強い植物です。大きな枝を整理すれば、下の方の小さな芽に光が当たり、元気に育つようになります。
  • 見た目の問題。剪定することによって、コンパクトにまとまります。これは好みの問題でもあるので、剪定の仕方は人それぞれとも言えます。

キットのガジュマルは茎が細く柔らかいので、紙を切る普通のハサミでも切れますが、樹液や刃こぼれでハサミの切れ味が多少悪くなることがあります。
できれば、100均で売っているようなもので良いので、園芸ハサミを1本持っておくとよいですね。

枝を切る場所ですが、切る場所によって、その後どいういうふうに成長していくかが変わります。
わかりやすいように伸びた枝が1本の場合でご説明します。

1、2、3、どこで切るかによって新しい芽が伸びてくる場所が違います。

枝の高い所で切った場合。
植物は光を求めてより高いところに枝を伸ばそうとする性質があるので、高いところにある節から新芽が出て伸びていきます。
これではあまり剪定をした意味がないですね。

枝を真ん中あたりで切った場合。
先程より低いところから新芽が出てきます。

思い切って根本から切った場合。
幹から生えている小さな枝に光が当たり、また養分も行き渡るので、よく伸びるようになります。

どういう剪定が適切かというのは、個体差もありますし、ケースバイケースなので一概には言えません。
でもガジュマルは、芽を出す力がとても強い植物なので、思い切って下の方で切ることをオススメします。

最初は、「こんなに切ったらかわいそう」とか「もったいない」とか思うかも知れませんが、植物にとって剪定は、人間が髪を切るのと同じようなものですので、ためらわずにしてあげて下さい。

失敗しても枯れませんので大丈夫です!

ちなみに、剪定した枝を切り花の様に水に挿しておくとどうなるかと言うと、

温度にもよりますが2週間ほどでこのように根がでてきます。
この例では葉ごと水につかっていますが、水につかる部分は葉を取ってしまった方がいいです。
こうなれば、土に植えて育てることができます。
挿し木をした経験がある方なら、土に直接挿せば、あまりにもあっさりつくのでガジュマルの生命力に驚かれると思います!

ガジュマル栽培キット・目次