入荷の状態

鈴木浩仁さんのカーネーションが入荷したときの荷姿です。

一見雑に見えますが、これでいいんです。

普通の市場などでの流通では、こういう荷姿はありえません。

普通は、丈をそろえて、花もきちんと揃うようにして、10本なり20本なりで束ねて、ばらけないように透明のスリーブなどで包んで出荷します。

なぜそうするかというと、複雑な流通過程で、花が痛んでしまったり、数が分からなくなってしまうのを防ぐためです。
また、市場での見栄えがいいほうが、評価が高くなります。

なので、生産者は、私が生産者だった時もそうでしたが、最新の注意をはらって、手間をかけ、美しく荷造りします。

しかし、流通上の美しさは、実際お客さんに渡る段階では、何の意味もありません。

お客さんにとっては、花一本一本の美しさ、鮮度が重要なのであって、流通上の美しさは関係ありません。

幸い当店は、産地直送のみを扱っているので、流通はいたってシンプルです。

そこで生産者さんには、できる限り手間をかけず、できる限り余計な資材を使わず、ただ花そのものが痛まないよう、最高鮮度で送ってくださいとお願いしてあります。

荷造りに手間や資材をかければ、それだけ販売価格が無駄に高くなりますから。

結果、写真のような荷姿になっているわけです。